プログラム紹介
Program
レゴ® シリアスプレイ®(LEGO® Serious Play®)とは?
レゴ® シリアスプレイ®は、LEGO社が開発した「対話と創造を促す参加型ワークショップの手法」です。各人の心の奥に隠れた思いや考えを、ブロックを用いて、立体化された作品を創ることで、可視化させます。自分の考えやアイデアを「形」にして表現し、共有・対話することで、チームや組織の深い理解、共通認識、創造的な発想を引き出します。
レゴブロックを使用するとはいえ、単なる「アイスブレイク」や「遊び」ではありません。
脳科学や構成主義、組織開発の理論に基づき、思考の可視化と質の高い対話を生み出すことで、価値の共創を目指しています。
5つの特徴
①全員参加型
レゴ® シリアスプレイ®には「100-100」というコンセプトがあります。発言の多い人に偏らず、全員(その場100%の人)が深く場に関わっている(100%の参加感覚)という状態を創造します。
②手で考える
LEGOブロックを使うことで、言葉だけでは出てこない無意識のアイデアを引き出します。
手を使うことで思考が深まり、直感的・感覚的なアイデアが生まれ、組織の創造性が活性化します。
③メタファーとストーリーメイキング
LEGOブロックは、人によって様々な意味を持たせることができます。たとえば「この塔は私たちの挑戦心」「この橋は部署間のつながり」など。 “比喩(メタファー)”を通してストーリーを語ることで、その人がもつイメージやものの見方を共有することができます。
④深い対話
作成した作品を介して語ることで、多様な価値観が交わる建設的で創造的な対話が生まれます。
互いの違いを乗り越え、新たな気づきを重ねながら、合意形成や価値創造につなげます。
⑤構造化されたプロセス
レゴ® シリアスプレイ®は自由なようで、実は綿密に設計されたプロセスを持ちます。認定ファシリテータが目的に応じて質問や流れを設計し、安全かつ創造的な場を生み出します。
活用例
期待できる効果
ワークショップの流れ
Step1
ファシリテーターがお題を提示し、作品を作ります。
Step2
各作品から生まれるストーリーを発表しグループで共有します。
Step3
作品をもとにメンバーで対話を行い、アイデアや考えを深めます。
Step4
チームメンバーの作品を持ち寄って「共有モデル」を作ります。

受講者の声
◆レゴで考えを表現することが難しいのでは、と思っていたが、やってみると言葉で表現する以上に自分自身やメンバーの内なる思いや考えを知ることができた。
◆同じような認識を持っていると思っていても、レゴで表現してみると個々人でニュアンスやイメージが異なっているのが面白かった。違いは個性で、目指している方向にズレがないことを感じられて安心した。
◆頭で考えると、変に複雑化してモヤモヤしてしまうことも、とにかく手を動かして表現することで思考がシンプルになり、どんどんアイデアが出てくることに驚いた。LEGOを通して、普段言語化しずらいことも、チーム内で共有できた。みんなのことを知れたし、自分の考えも知ってもらえた。
◆ここで出た意見を集めると、組織の行動指針につながりそうだ。みんなの考えを表に出し合うことで、見えなかったものが見えた。
導入プロセス
①事前ヒアリング:目的・課題・参加者層を確認
②ご提案:ワークショップの設計、お見積りの提示
③事前準備:資料や備品の準備、会場設営
④実施:レゴ® シリアスプレイ®ワークショップの実施
⑤振り返り・フォローアップ:アクションラーニングによる行動変革支援、実施後アンケート
レゴ® シリアスプレイ®(LEGO® Serious Play®)を体験してみませんか?